『我は望む。我の解放を』

声、じゃなかった。





『我は願う。半身の幸を』

音、でもなかった。





『故に、今は失えぬ』

そんな聴覚から認識されるものじゃなくて。





『今、彼れを失う訳にはいかぬのだ――――!!』





頭の中に直接、割り込んできた意思だった。
















+++ 連れ去られた魂の物語 +++







とうとうやってしまった転生?憑依?成り替わり?

しかも深淵。憑依先はまさかの燃え滓さん。

そして成り替わっちゃいますのは我が家のおねにーさま主人公!!

妄想が暴走致しました・・・へこり。



で。何でこんな妄想が暴走したかというと・・・



いやぁ。燃え滓さんって踏んだり蹴ったりな人生だと思うのですよ。

某音素集合体の同位体として生を受けたワケじゃありませんか。生まれた時から異端扱いですよねコレって。



しかも17歳で死ぬぞ預言。

どーせ死ぬ子なんだから、ってオ父サマからは見放されーの。

オ母サマはオ母サマで、掛ける言葉は「記憶を失くして可哀想」。

まあコレはレプリカさんに向けた言葉なんですが。すんごい印象に残ってるんですよこの言葉。

我が子に「可哀想に」って何ですか。親が子を憐れんでどーすんですか。周囲のそんな目から子を守るのが親なんじゃないですか。

その上使用人達からは公爵家の嫡男、としてしか見られず。

世話役の某3Gさんも当時はお子様だったワケですから、感情の制御も甘くてほろほろ殺気飛ばしてたんじゃないでせうか。

研究者に至ってはバケモノ扱い。

しかもこれまた17歳で死ぬから〜と、王位継承者であるにも関わらず健康を損なう様な人体実験。



いくらしっかりしてるって言ったって、10歳未満の子供がですよ?

帝王学骨の髄まで叩き込まれてお国の為民草の為とかって考え持っててもですよ?

耐えられるワケないと思うのはかっぱの気の所為ですか?



しかもトドメに、信頼していた某ヒゲ師匠が誘拐犯。

幼馴染の某姫サマすら燃え滓さんとレプリカさんが入れ替わってる事に気が付かない。

追い打ち掛けられる様に、17歳でお前は死ぬんだ!!預言聞かされて。

しかもその後、ヒゲ師匠による監禁・洗脳・薬漬け、でせう?



ヒビだらけでボロボロだったハートはパキンと逝っちゃうと思うのですよ。むしろ逝かない方が不思議だと思うのですよ。

よくもまあ譜術ぶっ放して剣振り回して出来るくらい五体満足に育ったものだと思いません?



そんな考えがつらつらと連なった結果。



実は燃え滓さんは誘拐された数日後に現実に耐え切れなくて廃人になっちゃったんだ!!(魂が死んじゃった)

ウチの某音素集合体さんは、預言通りに滅んだ世界とか、レプリカさんが瘴気中和で乖離した世界とか、

体爆発で燃え滓さんが生き残った世界とか、何パターンか未来を見てるヒトだ!!(逆行者)

しかもこの某音素集合体さんは人の腹から生まれた燃え滓さんより第7音素しか持ってないレプリカさんの方を半身だと思ってるんだ!!

原作は、燃え滓さんの代わりに死ぬ為にレプリカさんが作られた、んですが。

ウチの音素集合体さんは、レプリカさんの代わりに、燃え滓さんを預言に差し出す気満々。

だから本編開始前に燃え滓さんが死んじゃうなんて以ての他!!

生きてさえいりゃ中身はどーでもいーから!!

なんて、内郭からアンテナ張ってそのアンテナに運悪く引っ掛かった魂を確認もせずに燃え滓さんの肉体にブチ込み。

しかも、燃え滓さんみたく魂が身体から離れちゃわないように音素の呪縛で雁字搦めに。



そんなこんなで、我が家のおねにーさま目が覚めたらヒゲの顔ドアップでちょー驚いたよ!!

えっちょっなんであたしオコサマなの!?髪の毛紅いし!!

しかも何この鎖(呪縛)!!鬱陶しい上に切れん!!

ーーーーっっ!!たーすーけーてーーーーっっ!!



・・・みたいな。



そんな妄想大暴走なんで、この話に燃え滓さんの名前は出てきても燃え滓さん本人は出てきません。

燃え滓さんinおねにーさまなんで名前変換も全く出てきません。

そんなごぅいんぐマイ設定まっしぐら、な駄作ですが。

興味を持たれました方は、ずずいと下へ。








〜 始まりの日から 〜
本編前
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10歳
+ + + 目が覚めたらヒゲがいました。 + + +

+ + + ある事無い事吹き込まれました。 + + +

+ + + 現状整理してみました。 + + +
 
11歳
+ + + 集団暴行受けました。 + + +

+ + + 日々の努力が実になりました。 + + +

+ + + 任務先で怪我をしました。 + + +

+ + + 自分の今の限界を知りました。 + + +
 
12歳
+ + + 何時の間にか出世頭でした。 + + +

+ + + 誰にも近付けさせない事を決意しました。 + + +
 
13歳
+ + + ばったり出くわしてしまいました。 + + +

+ + + 病の正体に勘付きました。 + + +
 
14歳
+ + + 知らない人に先を越されました。 + + +

+ + + 再び昇進しました。 + + +

+ + + 師団長辞める宣言しました。 + + +
 
15歳
+ + + 隠していたかった嗜好がバレました。 + + +
 
16歳
+ + + 最終兵器(?)出しました。 + + +

+ + + 自分の二つ名を知りました。 + + +

+ + + 新事実イロイロ発覚しました。 + + +
 
17歳
+ + + 事態が大きく動きそうな予感がしました。 + + +

+ + + カウントダウン入ってました。 + + +

+ + + 死神に詰問されました。 + + +
 




〜 動き出した歯車 〜
本編突入編
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タルタロス襲撃からセントビナーへ
+ + + 正論を連ねてみました。 + + +

+ + + 予想外な出会いをしました。 + + +

+ + + 一難去ってまた一難やってきました。 + + +
 
セントビナーからフーブラス川へ
+ + + 結局逃げられませんでした。 + + +

+ + + イヤな事を思い出しました。 + + +

+ + + 王族とちょこっとお話しました。 + + +
 
フーブラス川からカイツールへ
+ + + やっぱり逃げられませんでした。 + + +

+ + + 顔が割れてしまいました。 + + +

+ + + 若干パニクりました。 + + +
 
キャツベルト乗船
+ + + 決意を新たにしました。 + + +
 




〜 定められた未来 〜
外郭大地崩落編
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バチカルから親善大使一行出発まで
+ + + やっと辿り着きました。 + + +

+ + + もう諦めました。 + + +

+ + + 絡まれました。 + + +
 
アクゼリュス崩落
+ + + 瀕死者現れました。 + + +

+ + + イヤな展開になってきました。 + + +

+ + + 黒幕が本性を表しました。 + + +

+ + + 意表を突いてやりました。 + + +

+ + + まんまと逃げられました。 + + +

+ + + 久々に純粋に怒りました。 + + +

+ + + 大技使いました。 + + +
 




〜 滅びを覆す為に 〜
外郭大地降下編
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ユリアシティ
+ + + イロイロ動いてました。 + + +

+ + + 秘預言暴露してみました。 + + +

+ + + 逃走は例の如くなりませんでした。 + + +

+ + + 謝罪を突っ撥ねました。 + + +
 
アラミス鍾乳洞
+ + + 嘘八百並べました。 + + +

+ + + 泣かれました。 + + +
 
バチカル
+ + + 乗り込みました。 + + +

+ + + お礼を言われました。 + + +

+ + + 何故か酒盛りになりました。 + + +

+ + + しんみりしてしまいました。 + + +
 
ラジエイトゲート
+ + + セフィロト巡りしました。 + + +

+ + + 戦闘しました。 + + +

+ + + イマサラ勧誘されました。 + + +

+ + + さっくり終わらせました。 + + +
 




〜 暴かれた真実 〜
邂逅編
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音素集合体
+ + + まさかのアレを体感しました。 + + +

+ + + やっと会いました。 + + +

+ + + 頭に血が上りました。 + + +

+ + + 消えた魂の行方を知りました。 + + +

+ + + 押し問答にしかなりませんでした。 + + +
 
守護者
+ + + 懐かしい声を聞きました。 + + +

+ + + 早速口論しました。 + + +

+ + + 宥めました。 + + +

+ + + 断罪しました。 + + +

+ + + ドン引きされました。 + + +
 




〜 望んだ未来へ 〜
瘴気中和編
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小休止
+ + + 仲悪いなと思いました。 + + +

+ + + 久しぶりにシリアスでした。 + + +

+ + + 感極まりました。 + + +

+ + + すんごい(?)質問されました。 + + +
 
レムの塔
+ + + 抜け出しました。 + + +

+ + + 追い付かれました。 + + +

+ + + ひとつに、もどりました。 + + +

+ + + 召喚しました。 + + +
 




〜 そして、連れ去られた魂は 〜
最終話
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+ + + 其れは、言祝ぎの。 + + +



+ + + また、此処では無い何処かで。 + + +



 





 





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