ハァイ★皆さん元気ぃ?あたしは全然元気よう?
・・・・・・イエ嘘です冗談です。もー身体動かないしアチコチ痛いし死にそうです。
でも、ちゃんと幻影旅団っていうアブナい方々から無事逃げられて、今すぐに死亡フラグが立つ事はないかと思われます。
・・・・・・・・・・・・ココで何もなければね。
ココってどこよ?と聞かれれば、あたしは躊躇いなく富士の樹海モドキ、と答えるよ。
そう。、現在ちょっとした野垂れ死に中です。
始まりから止まった日。
ソレで、どーしてこんな事になったのかしらん?
身体中痛いのに、ソレに輪をかけるみたいにだっばだば身体から何かが零れる様な倦怠感感じながら、地べたに大の字に伸びたまま寝起きの頭で考えれば。
同じく鎮痛な感じの『』が、うーと唸りながらアドバイスしてくれた。
『今現在の体力持久力で出来る最高距離で、危険な生き物もいなさげな安全な場所、って意識しつつ空間移動したらココになったんだよ』
うー・・・・・・どーせならお医者さんのおうちの前とかさー・・・・・・
『イヤだって原作設定の医者ってあんま良いイメージないからさ』
・・・・・・ああ、レオリオのお友達あたり・・・・・・つかホントだーるーいぃー・・・・・・
『ソレは旅団のヤツらが、みんな念能力者だったからじゃね?』
どーゆーイミさ。
『念に当てられて無理やり精孔開いたとか』
・・・・・・あー。うん。確かに読んだ事がある。えー誰だっけ。
あ、そうそう。メガネかけていっつもシャツはみ出てる師範代の人。
『ウイングさん、だろ・・・・・・どうしてずっと起きてたより寝てた俺の方がすぐに原作思い出すかな』
だってあたしそんな記憶力ないもん。
『いやいや。は俺の元なんだからソレはないって。覚えてるけど新しい知識上書きされてるからうまく引き出せないだけだって』
そなの?
『うん。だって今のの記憶の表面ってばラビとかリナリーとかアレンとか神田とかコムイとかでいっぱいいっぱい』
・・・・・・・・・・・・
沈黙したあたしに、『』もあちゃ、て小さく呟いた。
あーとかうーとかうろうろしてる。コレはコレでうっとーしい様な。
『うっとうしくて悪かったな。・・・・・・・・・・・・てか、、さ』
・・・・・・・・・・・・何さ。
『大丈夫だよ、アイツらなら、さ。レベル4は、ほら、が壊してやったんだし』
・・・・・・・・・・・・うん。
しんみり。どーしたって心配しちゃうのは仕方ないけど。
確かに『』の言う通り、大丈夫だと思っておかないと身がもたない。
・・・・・・つか今は他人の心配より自分の心配だよ。
確か、精孔ムリヤリ開いちゃうとそっからオーラだばだば漏れてくんだったよね。
んで、オーラ全部出し切って死んじゃうんだよね。
・・・・・・・・・・・・この気力ダダ漏れ状態何とかしないと!!
『纏、だろ?ウイングさん曰く、垂れ流し状態のオーラを身体に溜めておく技術』
って言われてもどーすればイイのかサッパリです。
『取り敢えずオーラを服だとでも思えば?で、ソレを着る。もしくは袋をかぶる。ソレから布団圧縮袋みたく空気抜いてピッチリと』
その例えはアレですが採用。服を着る、服を着る、服を着る・・・・・・
・・・・・・・・・・・・ええい。でっかいゴミ袋頭からかぶって空気抜く!!
ぴた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ。
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・まあ、アーグの制御ができるんだからオーラの制御なんてオチャノコサイサイ?みたいな』
え。そなの?
『そ。アーグは生の本質、気力そのもの。オーラやチャクラはそのアーグから分岐されたものだからな』
・・・・・・・・・・・・アーグって・・・・・・そんなにスゴイもんだったワケ?
『ちなみにエーテルは人形に命を与える神の息吹ね。生命は総じて、魂と命のふたつを持って初めて生命足り得る』
へえ。そだったんだ。
『そしての魂、昔は『枯れた世界樹の最古の種』とも称されてたんだから。より心理に近い力の扱い知っててアタリマエなのだよ』
まあ今は漠然としか解らなくても『俺』と融合したら完璧に理解出来るよ、と笑う『』に。
あたしはぴたり、と止まった。
・・・・・・・・・・・・あのさ、『』。
『うん?何、』
あんた、あたしから分裂しない?
『・・・・・・・・・・・・はい?』
何さその空気の抜けた風船みたいなハリのなさ。
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