っっ!!?」

「来るなっっ!!」

 悲鳴にも似た金の髪の少年の声に、怒鳴り返す。

 爆煙。破砕音。

 咄嗟に両腕で顔を庇い、襲い掛かってきた爆風を遣り過ごそうとし。










 しかしヤバイ、と。

 思った時には既に、身体は深淵の如き宙に投げ出されていた。




 




 




 




 




 




 






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